トランプツイッターはマーケットイン! マスコミはプロダクトアウト!


トランプ大統領のツイッターで紹介されたダボスの世界経済フォーラムの閉会演説のURLをクリックしたら、ライブとほぼ同じ時間帯で、演説を聞くことが出来ました。

 楽団が演奏する(メリハリの利いたアルゼンチンタンゴとは真逆の)コンチネンタルタンゴを思わせるようなのんびりした入場行進曲が奏でられる中、大舞台の右側に用意された2つの椅子にSCHWAB議長と並んで着席、演奏が3分も続くのを待ちきれない様子。演奏が終わると、議長と共に立ち上がって演台へ進もうとするところを押しとどめられて席へ戻って議長の紹介に耳を傾けたあと、演台へ。

 

 原稿なしでよどみなく、順序よく20分と少しのスピーチ。アップルのアメリカ回帰の規模の大きさを示す数字を一つ一つ示すなどノーカットの映像はマスコミが伝える映像とは全く品質が違うものでした。

 事実をして語らしめるスピーチは、オバマ大統領の英語に比べると明らかなことですが、トランプ大統領の英語は分かり易く、聴く者の立場にとってありがたいことでした。

 とくに、もう一度確かめたいと思うところ、あるいは、正確にキーワードをメモしたいと思うところなど、画面下に表示される経過時間をメモしておけば、何回でも聞き直せることは素晴らしいことでした。数年前ならば、マスコミによって編集された映像を録画して、ビデオデッキを何回も操作しなければならなかったことと比べると、視聴者の立場で評価した品質の差は歴然としています。

 

 トランプツイッターは視聴者にとって、①マスコミによる編集を受けていないフルテキストの映像である、②視聴者が情報を見るタイム・プレース・オポチュニティーを自由に選べる(とくに時間から解放される)、③繰り返し視聴が可能であるという3点から、トランプツイッターは視聴者本位のマーケットイン、既存の既存のマスコミの情報はプロダクトアウトという根本的な品質の相違があることを改めて確認しました。